【読書記録】吉田修一「怒り(上・下)」

読書記録にもこのブログ使えたなーなんて今更思い、今更やろうとしてみる。今年は本をたくさん読んでいるのである!

怒り(上) (中公文庫)

怒り(上) (中公文庫)

怒り(下) (中公文庫)

怒り(下) (中公文庫)

映画にもなりましたが、そちらは見てません。

これだけ登場人物が出てくるにも関わらず、誰にもさほど共感できないまま終わった気がする。そんな話も珍しく、新鮮だった。この物語の唯一の救いは優馬が直人を自分の母親と同じお墓に入れたことかなーなんて思う。でもそれは読者の私が感じる救いであって、優馬が救われることはないんだろうなーとも思う。お墓に直人の名前と自分の名前が並んで刻まれたときに初めて優馬は救われるのかなぁ。となると、やはり優馬は救われないのだろうか。

洋平と愛子の決断、泉の告白はどうか希望であってほしいと思った。何が怒りになるのか、そしてその怒りを何につなげるのか。人を心から信じることの難しさ、愛する人を守るために愛する人を傷つけなくてはいけない現実。報われてほしいとか、救われてほしいとか、そんな安易な言葉を願えない。怒りは続く、それだけは本当のこと。

星野源LIVE TOUR 2017 “Continues”

楽しかったー!
ありがとう星野源!ありがとうニセ明!

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久々の横浜アリーナ!いつ以来だろう。音楽番組バズリズムのライブにゲスト出演したでんぱ組.incを見に行って以来かも知れない。横浜アリーナは源さんで、日産スタジアムではミスチルのライブがあり新横浜駅が源さんファンとミスチルファンでえらいこっちゃになっていた。お手洗いも混んでいて、これはライブに関係のない方々はさぞ迷惑だったに違いない。

こんなに音楽を、音を、楽器を愛する人のライブに行ったのは初めてだった。これだけ売れたのに初めて音楽を好きになったときの喜びを忘れてない!音楽も楽器も好きで好きでしょうがないというのがびしびし伝わってくる。そしてその喜びはこれからも続くぞ!っていうのを強く感じさせてくれて、星野源って本当にすごい。こりゃ売れて当然だ。

はぁー楽しかった。源さんのことも音楽もますます好きになるライブだった。

【映画】「3月のライオン(後編)」:君は将棋が好きか?

映画「3月のライオン(後編)」を見に行ってきました。
www.3lion-movie.com

 

見てから少し時間が経ってしまったので、記憶を頼りに書きます。前編は想像していたよりとてもよかったんです。零くんが一人で酔っ払って倒れているところで、あれぇ~なんかスミスたちが悪みたいになっちゃってるじゃないの~でもきっとここに至るまでになんやかんやがあったんだよね。スミスたちは悪くないよね、って補正したりしちゃったりして。神木くんたちの好演っぷりに楽しめました。

 

後編もよかったんです。香子にあのとき零に勝てる術はあったと教える親子のシーンとか、零と後藤さんの将棋対決とか本当によかった。前編のヒロインは二海堂くんだったように思いましたが、後編はちゃんとひなちゃんがヒロインだった。ちなみに林田先生もヒロインだったように思う。宗谷名人がマドンナ的な(笑)

 

ただ、あるところにきて思いました。

何故こうなった。

 

三姉妹のお父さんとの話なんですけど、三姉妹父の悪事を調べた零くん(原作と違って林田先生と野口先輩が頑張って調べ抜いたという描写はなし)が、三姉妹父に「最低」とか「屑」とかありったけの悪口を言うんですけど、そこで三姉妹が「いくら酷くても私たちのお父さんなんだから!」となって、零くんとの距離をとってしまうっていうあたりがね・・・・・・あれ・・・・・・みたいな。なんでなんで、なんでこうなる。原作こんなだっけ?おまけにあかりさんは絶対あそこで「帰ってくれるかな」なんて言わない。もし言ったとしても、零の孤独や悲しみがわかる人だからあとで絶対フォローを入れているはず。どうしてどうしてなにこれなにこれ、となってしまって違和感がすごくありました。

 

ただ、その違和感もはねのけるぐらい、キャストのみなさんの演技が本当によかったんです。私が「3月のライオン」で一番好きな人物である林田先生も本当によくて、前編のとき以上に「あれ、スクリーンに林田先生がいる。林田先生が動いてる」って思いました。一生さんは大好きな役者さんですが、一生さんだ!ではなく「林田先生がいる!」とずっと感動していました。紛れもない林田先生。零が心を開く数少ない人の一人が、そこにはいました。

『結果は大事だけどな、人に伝わるのは結果だけじゃない』

この林田先生の言葉にどれだけの人が救われただろうか。私もその一人です。この言葉と、幼き零ちゃんの将棋のテキストをひなちゃんが拾ってあげる描写で私はもう涙が止まりませんでした。ひなちゃん役の清原果耶ちゃん、本当にいい瞳をしている。ひなちゃん役が清原さんで本当によかったです。

 

零くんと三姉妹が距離を置くという描写の違和感は、藤原さくらさんの「春の歌」の大きな大きな違和感が横取りしていった感がありました。なんだよこれ、何故にここまでアレンジした??ここまでアレンジするなら春の歌の意味あったか??藤原さくらちゃんの新曲でよかったんじゃない??と。違和感がありすぎて全然感動できなかった。でもおかげで映画の内容の違和感を忘れることができたというミラクル。帰り道にスピッツの「春の歌」を聴いてちゃらになったので結果オーライでした。マサムネさんは尊い

 

とにもかくにも漫画の実写としては、よくできていたのではないかと思います。だって私、怒ってないですもん(笑)真面目なことを言うと、本や漫画や映画は現在の自分だけでなく、過去のあの日あの時の自分を救ってくれるような瞬間に出会うということを教えてくれる作品でした。

【映画】「3月のライオン(前編)」:闘うことでしか生きられない

映画「3月のライオン(前編)」を見に行ってきました。
www.3lion-movie.com

原作はずっと読んでます。将棋自体のことはイマイチ分かってませんが、おもしろそうだなーとは思っていて、一時期ホントに始めようと思ってましたが、その熱が続かず分からないままです。誰か教えてくれる人がいたら教えてほしい。というか小学生のときの私に会ったら「将棋好きか?」ってトヨエツばりに聞いてみたい。「ハァ???」って言われる。あ、終わった。そこで終わったね。


以下、ネタバレありな感想。

いやーよかったのよ。

原作読んでるわけじゃないですか。漫画を実写って言ったら全然期待しないで行くじゃないですか。もうそれはそれは敵意丸出しで、むしろ見終わったあとの文句とか考えたりしながら見ちゃうじゃないですか。それが、そうじゃなかったんですよ。意外とよかったんですよ。日本人だから「あくまで!私はね!」って逃げておきますけど。くりぃむのANNで言う「いやーまいったね」状態ですよ。期待してなかったのに、よかった。キャスト陣も素晴らしかった。いやーまいったね。

でもなー映画の冒頭のシーンはあまり好きじゃなかったかなー。なにこれ片平なぎさ出てくる?赤い霊柩車?みたいな感じだったし(たぶん私だけだと思う)なんだかとても辛かった・・・・・・原作を読んでいない人にもいかに桐山零が孤独であるか、一人であるかを表したかったと思うんだけど、私は将棋指すシーンとか桜とか月島の風景とかで始まってほしかったなと。

キャスト陣が思っていた以上にしっくりきてました。零くんは神木くん以外考えられなかったと思う。孤独が似合うの。出ている陰のオーラが桐山零なの。「君の名は。」ではあんなに活動的でキラッキラした男子高校生を演じていた神木くんが、キラキラしてないの。早く!早く野口先輩来て!友だちになったげて!みたいな(前編は野口先輩出てこなかった。後編は出てくるのかな、出てきてほしい)

映画が始まって最初の癒しは林田先生でした。林田先生、もう何も言うことありません。ちなみに私が「3月のライオン」の登場人物で一番好きな人物が林田先生です。原作をリアルタイムで読んでいるときから「実写化されたら林田先生は高橋一生星野源でお願いします!」って願ってました。ちなみに高橋一生>>>>>越えられない壁>>>>>星野源ぐらいの勢いでしたけど。むしろこの二人じゃなかったときにキャスティングされてた人ホント可哀相だったと思うので、その人のためにもホントよかったですね。零くんを見る表情が思い描いていた通りの林田先生でした。口調や触れ合い方は軽い感じなのに、ふと黙ったときの表情が、瞳が、あーこの人はいろんなことを考えてる。零くんにもしっかり向き合おうとしていろんなことを考えてるっていうのが伝わってきて私は高橋一生氏に頭が下がりっぱなしです。ありがとうございました、MOW買い占めます。ちなみに映画の前にdTVのCMが流れて、ただの私得でした。来世は長澤まさみになります。

佐々木蔵之介さんの島田さんも素敵だったー。なんかこれで一気に島田さんファンが増えそうな気がする。あったかいの。干し柿がとっても食べたくなるの。染谷くんの二海堂くんもよかった。手がふにふにじゃないのは残念だったけど、特殊メイク大変だったろうなぁ。うるっとくるシーンがいくつもありました。この作品のヒロインは二海堂くんなのではなかろうか。零に向ける真っ直ぐな熱い思い、泣けました。

川本三姉妹よかったです。清原果耶ちゃんのひなちゃんがとてもよかったーーー!話し方、動き方がもうリアルひなちゃん!あせあせして、わさわさしてて、でも芯を感じるあの瞳!!ひなちゃんが川で泣くシーンでぼろぼろ泣きました。この子をこれからいじめる奴らはやっぱり私がぶん殴りに行くからなって何度目かの決意を固めました。あかりさんもよかった。奪い愛なんちゃらを見てなかった私はすんなりあかりさんとして入ってきました。モモちゃんも可愛かった!板谷さんのおばさんもピッタリだったし、吟さんのおじいちゃんもよかった!

ホント、ホント申し訳ないですけど有村架純ちゃん以外何も言うことなかった。私、架純ちゃん好きなんですよ。それこそ神木くんが主演してた「11人もいる」というドラマで「この子すっごく可愛い!」って思ってた方なんですよ。でも香子違ったなー。あのランジェリー姿?全然色気がなくてもう止めてえええって感じだった。戸田恵梨香とか相武紗季みたいな雰囲気の方が演じてほしかったかな。

宗谷名人の儚さは加瀬くんがしっかり表現してくださってました。あーもう加瀬亮よ。フォルムが美しいのよ、和服似合うのよ。正直、ハチクロの真山のときはピンとこなかったけど、時をかけてこんなに好きな役者さんの一人になってしまうなんて。加瀬亮の眼鏡姿と高橋一生の眼鏡姿が拝めるだけでもこの映画を見る価値ありますから。


干し柿が食べたくなると書きましたけど、この映画見ると将棋がやりたい!というよりも「○○が食べたい!」ってなります。川本家の食卓に出てきた卵焼きやおせち、対局中のおやつとして出てきた大福や羊羹などの和菓子の数々、そして林田先生のスーパーカップ!

総評:お腹が空く映画です。

はじまりはじまり

たまに、文章をわーっと書きたい衝動に駆られるときがあります。そんなときのために、ブログを何年振りかに作って書いてみることにしました。最後にブログを書いたのは何年前だったかも思い出せないどころか、何をどう書いていたのかサッパリ!当時はJUGEMを使ってたな、懐かしー。


自分でもよくわからない私のあれやこれや。

すべてはKinKi Kidsから始まり、長澤まさみちゃんのようになりたかった28歳。文学部で文化の勉強(超ざっくり)をして、病院の事務職をしてます。もちろん資格なんてもってないです。だっていらないんだもーん。もーん。

本が好きです。読書熱が復活してきました。今年の目標は「本をたくさん読む」です。小学生か!って一応ツッコミ入れておきます。スタバのチャイティーラテのグランデサイズをお供に読書をしたり手帳を書いたりする時間がしあわせです。その時間のために日々を頑張っていると言っても過言ではない。手帳はほぼ日手帳を愛用中。文房具がだいすき。ペンはSARASAとsignoをよく使います。

最高98kgになったことがあったりもして(そのあと怖くて体重計に乗れなかったから確実に100kgはいってた)万年ダイエッターなんですが、去年は本気の本気で、それはそれは国家公務員になるぞー!!!って勢いでダイエットをして、一年で12kgぐらい痩せました。今のBMIは21ぐらい?足が細くならないのでもう少し頑張りたいけど、今の体重を保つことに必死です。

憧れの人は小林聡美さんと内村光良さん。高橋一生さんと星野源ちゃんの良さには何年も前から気付いてたよ!世間遅くない?って言うと争いを生むから黙っておくね☆って感じの、結局のところ刃を隠せてないタイプの平和主義者。

KinKi Kidsはつよっさん派(安心してください、光一さんも好きです)でんぱ組.incは梨紗ちゃん推し。BiSHはハグ・ミィちゃんが好きでした。ハグちゃんがいなくなったあと、モモカン先輩にハグちゃんを重ねながら応援しています。アユニちゃんも気になる。好きな声優は鈴木達央さん、好きな声は野島裕史さん、生まれてきてくれてありがとうな声帯は櫻井孝宏さん。

こういう有名人の名前を出すときって、さん付けにしようか、氏でも付けてみようか、何も付けないようにしようか、もはや何にしようか悩みますね。

そんな感じで始めてみまーす。