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【映画】「3月のライオン(前編)」:闘うことでしか生きられない

映画「3月のライオン(前編)」を見に行ってきました。
www.3lion-movie.com

原作はずっと読んでます。将棋自体のことはイマイチ分かってませんが、おもしろそうだなーとは思っていて、一時期ホントに始めようと思ってましたが、その熱が続かず分からないままです。誰か教えてくれる人がいたら教えてほしい。というか小学生のときの私に会ったら「将棋好きか?」ってトヨエツばりに聞いてみたい。「ハァ???」って言われる。あ、終わった。そこで終わったね。


以下、ネタバレありな感想。

いやーよかったのよ。

原作読んでるわけじゃないですか。漫画を実写って言ったら全然期待しないで行くじゃないですか。もうそれはそれは敵意丸出しで、むしろ見終わったあとの文句とか考えたりしながら見ちゃうじゃないですか。それが、そうじゃなかったんですよ。意外とよかったんですよ。日本人だから「あくまで!私はね!」って逃げておきますけど。くりぃむのANNで言う「いやーまいったね」状態ですよ。期待してなかったのに、よかった。キャスト陣も素晴らしかった。いやーまいったね。

でもなー映画の冒頭のシーンはあまり好きじゃなかったかなー。なにこれ片平なぎさ出てくる?赤い霊柩車?みたいな感じだったし(たぶん私だけだと思う)なんだかとても辛かった・・・・・・原作を読んでいない人にもいかに桐山零が孤独であるか、一人であるかを表したかったと思うんだけど、私は将棋指すシーンとか桜とか月島の風景とかで始まってほしかったなと。

キャスト陣が思っていた以上にしっくりきてました。零くんは神木くん以外考えられなかったと思う。孤独が似合うの。出ている陰のオーラが桐山零なの。「君の名は。」ではあんなに活動的でキラッキラした男子高校生を演じていた神木くんが、キラキラしてないの。早く!早く野口先輩来て!友だちになったげて!みたいな(前編は野口先輩出てこなかった。後編は出てくるのかな、出てきてほしい)

映画が始まって最初の癒しは林田先生でした。林田先生、もう何も言うことありません。ちなみに私が「3月のライオン」の登場人物で一番好きな人物が林田先生です。原作をリアルタイムで読んでいるときから「実写化されたら林田先生は高橋一生星野源でお願いします!」って願ってました。ちなみに高橋一生>>>>>越えられない壁>>>>>星野源ぐらいの勢いでしたけど。むしろこの二人じゃなかったときにキャスティングされてた人ホント可哀相だったと思うので、その人のためにもホントよかったですね。零くんを見る表情が思い描いていた通りの林田先生でした。口調や触れ合い方は軽い感じなのに、ふと黙ったときの表情が、瞳が、あーこの人はいろんなことを考えてる。零くんにもしっかり向き合おうとしていろんなことを考えてるっていうのが伝わってきて私は高橋一生氏に頭が下がりっぱなしです。ありがとうございました、MOW買い占めます。ちなみに映画の前にdTVのCMが流れて、ただの私得でした。来世は長澤まさみになります。

佐々木蔵之介さんの島田さんも素敵だったー。なんかこれで一気に島田さんファンが増えそうな気がする。あったかいの。干し柿がとっても食べたくなるの。染谷くんの二海堂くんもよかった。手がふにふにじゃないのは残念だったけど、特殊メイク大変だったろうなぁ。うるっとくるシーンがいくつもありました。この作品のヒロインは二海堂くんなのではなかろうか。零に向ける真っ直ぐな熱い思い、泣けました。

川本三姉妹よかったです。清原果耶ちゃんのひなちゃんがとてもよかったーーー!話し方、動き方がもうリアルひなちゃん!あせあせして、わさわさしてて、でも芯を感じるあの瞳!!ひなちゃんが川で泣くシーンでぼろぼろ泣きました。この子をこれからいじめる奴らはやっぱり私がぶん殴りに行くからなって何度目かの決意を固めました。あかりさんもよかった。奪い愛なんちゃらを見てなかった私はすんなりあかりさんとして入ってきました。モモちゃんも可愛かった!板谷さんのおばさんもピッタリだったし、吟さんのおじいちゃんもよかった!

ホント、ホント申し訳ないですけど有村架純ちゃん以外何も言うことなかった。私、架純ちゃん好きなんですよ。それこそ神木くんが主演してた「11人もいる」というドラマで「この子すっごく可愛い!」って思ってた方なんですよ。でも香子違ったなー。あのランジェリー姿?全然色気がなくてもう止めてえええって感じだった。戸田恵梨香とか相武紗季みたいな雰囲気の方が演じてほしかったかな。

宗谷名人の儚さは加瀬くんがしっかり表現してくださってました。あーもう加瀬亮よ。フォルムが美しいのよ、和服似合うのよ。正直、ハチクロの真山のときはピンとこなかったけど、時をかけてこんなに好きな役者さんの一人になってしまうなんて。加瀬亮の眼鏡姿と高橋一生の眼鏡姿が拝めるだけでもこの映画を見る価値ありますから。


干し柿が食べたくなると書きましたけど、この映画見ると将棋がやりたい!というよりも「○○が食べたい!」ってなります。川本家の食卓に出てきた卵焼きやおせち、対局中のおやつとして出てきた大福や羊羹などの和菓子の数々、そして林田先生のスーパーカップ!

総評:お腹が空く映画です。